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米国の半導体株とは — 設計・製造・装置の違いをやさしく解説

ひとくちに半導体株といっても、設計・受託製造・製造装置で役割はまるで違います。人工知能で注目される米国の半導体銘柄を、稼ぐ場所の違いから整理します。

人工知能の広がりで、半導体株への関心が高まっている。だが「半導体」とひとくくりにすると見えなくなるものがある。同じ半導体でも、会社によって稼ぐ場所がまるで違うからだ。役割で整理してみる。

設計する会社

半導体の「頭脳」を設計する会社だ。自社では工場を持たず、設計に集中して、製造は外部の会社に任せることが多い。人工知能の計算に使うチップを設計する会社は、需要が伸びれば大きく稼げる一方、競争と技術の進歩が速い。

受託で製造する会社

設計された半導体を、実際に作る会社だ。巨大な工場と最先端の製造技術が要り、参入できる会社はごく限られる。設計する各社から注文を集めるので、半導体全体が伸びれば広く恩恵を受ける。一方で、工場への投資が極めて重く、景気の波で稼働が落ちると負担になる。

製造装置・材料の会社

半導体を作るための「装置」や「材料」を供給する会社だ。どの設計・製造の会社が勝っても、作る限りは装置が要る——いわば「ゴールドラッシュでつるはしを売る」立ち位置になる。近年は、チップを高密度に積む先端の技術が伸びの中心になっている。

弱点は共通する

役割は違っても、半導体株には共通の弱点がある。需要の波が大きく、好況と不況の差が激しいこと。スマホやパソコンの販売、データセンターの投資しだいで、業績が大きく上下する。人工知能の期待で買われすぎると、少しの失望で急落することもある。

銘柄で読み比べる

米国の代表的な半導体株には、設計のNVIDIA (NVDA)Broadcom (AVGO)、製造装置のApplied Materials (AMAT)などがある。同じ半導体でも担う場所が違うことを、それぞれの銘柄ページ半導体株のまとめで読み比べられる。

本記事は仕組みの解説であり、特定の銘柄の購入をすすめるものではない。

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