水曜の米国株はまちまちだった。ダウは +0.35%(51,849)と小幅高、S&P500 は -0.10%(7,358)、ナスダックは -0.43%(25,477)と小幅安。10年債利回りは4.40%へ低下し、買われる株と売られる株がはっきり分かれた。
3つのポイント
- 住宅株が急騰:この日の主役は住宅だった。議会が超党派の住宅法案を可決し、さらに長期金利が低下して住宅ローン金利の緩和期待が高まった。ホームビルダーのD.R.ホートンやKBホームが二桁高となり、住宅関連のホーム・デポも +5.7% と買われた。金利が下がると住宅は買いやすくなる、という素直な反応だ
- 原油安でエネルギーが下落:原油が急落し(WTIは約 -4%)、エネルギーがこの日の下落率トップのセクターになった。原油安は、ガソリンや燃料のコストを下げる一方、石油会社の利益見通しには逆風になる
- メモリ・ストレージ売りは継続:前日に急落した半導体のうち、記憶装置はこの日も売られた。シーゲイトやウエスタン・デジタルが安く、急騰の反動がなお尾を引いた
補足
同じ「金利」でも、前日は上昇への警戒で相場を冷やし、この日は低下が住宅株を押し上げた。金利は米国株全体の“天気”のようなもので、どの会社が追い風でどの会社が逆風かは、その会社の事業によって正反対になる。住宅やローンに関わる会社は金利低下が追い風、エネルギーは原油次第——「何で稼ぐ会社か」を知っていれば、同じニュースでも反応の向きが読めるようになる。
