「米国株を始めてみたい」と思っても、日本株と勝手が違って戸惑う人は多い。ここでは、口座を開くところから最初の1株を買うところまで、順を追って整理する。
まず、どこで買えるのか
米国株は、日本のネット証券を通して買える。多くの主要なネット証券が米国株の取り扱いを持っていて、スマホのアプリから注文できる。専用の海外口座を自分で開く必要はない。
口座を選ぶときに見るポイントは、主に次の3つだ。
- 取扱銘柄の数(有名株だけか、中小型まで広いか)
- 売買の手数料と、為替の手数料(後述)
- アプリの使いやすさと、情報の見やすさ
最初のうちは、取扱が多く手数料の安いところを選んでおけば大きく外さない。
為替を通る、という感覚
米国株はドルで取引される。だから日本円で買うときは、どこかで「円をドルに替える」工程が挟まる。証券会社によっては、円のまま注文すると自動で両替してくれる仕組みもある。
ここで効いてくるのが為替の手数料だ。株の売買手数料が無料でも、両替のたびに為替の手数料がかかることがある。少額で頻繁に売り買いすると、これがじわじわ効く。最初は「為替の分もコスト」と意識しておくとよい。
買い方の手順
おおまかな流れはこうだ。
- 証券口座を開く(本人確認などで数日かかることがある)
- 円を入金し、必要ならドルに替える
- 買いたい銘柄のティッカー(例: Appleなら AAPL)で検索する
- 株数と、注文の種類(成行か指値か)を決めて注文する
「成行」は今の値段ですぐ買う注文、「指値」は値段を指定して待つ注文だ。最初の1株なら、まず1株だけ成行で買ってみて、画面の流れに慣れるのが分かりやすい。
最初に見るべきは「どんな会社か」
銘柄を選ぶとき、いきなり株価チャートやランキングだけを見ると、値動きに振り回されやすい。最初に押さえたいのは「その会社は何で稼いでいて、どこが強くて、どこが弱いのか」という性格だ。
sodateでは各銘柄をこの「性格」から読み解いている。たとえば、誰もが知る大型株から見ていくなら、人工知能で注目のNVIDIA (NVDA)や、サービスで稼ぐApple (AAPL)あたりが入口になりやすい。テーマから入るならAI銘柄や米国高配当株のまとめも使える。
少額・分散から
最初から大きく賭ける必要はない。米国株は1株から買えるものが多く、有名企業でも数十ドルから持てる銘柄がある。1社に集中せず、何社かに分けて、値動きに慣れながら少しずつ増やすのが、長く続けるコツだ。
なお、制度や手数料は証券会社や時期によって変わる。口座を開く前に、各社の最新の条件を必ず確認してほしい。