AZI
Autozi Internet Technology自ら在庫を持って消費者へ売る通販型ではなく、供給者と整備工場の間をつなぐ基盤に徹する立て付けを選んでいる。整備工場側に登録料を求めず、通った取引から取る設計にした点も同業と違う。
車の持ち主に直接売るのではなく、部品メーカー・部品卸・保険会社を供給側として取り込む。街の整備工場網「MBS店」がそこから仕入れて客の車を直す構図で、会社はこの供給網を通る取引から手数料を得る。2025年末で部品メーカー3,410社、部品卸2万325社、整備工場7万9,514カ所、保険会社80社が登録している。
自動車部品の卸は利幅が薄く、同じ整備工場網を狙う相手が現れれば値下げに巻き込まれる。中国の自動車保有台数の伸びが鈍れば、供給網を通る取引量も頭打ちになる。2025年11月には50株を1株にまとめる株式併合を実施しており、上場後の希薄化との綱引きが続く。
2024年8月の上場で得た資金と2025年の転換社債を、登録者数を増やす投資へ回している。同年11月の50対1株式併合は上場基準の維持を狙った動きとみられ、裾野を広げることと上場を保つことを同時に追っている。
登録する整備工場と供給者の数が増え、そこを流れる取引額が積み上がるかで規模が決まる。新車の並行輸入や保険仲介といった周辺事業も持つが、稼ぎの重心は部品・用品の卸取引にある。
この会社をどう読むか
この会社の客は、車の持ち主ではない。街の整備工場である。
部品メーカーや保険会社を供給側に、整備工場を買い手側に置き、自社はその間をつなぐクラウド基盤に徹する。2025年末までに7万9千カ所を超える整備工場を載せた一方、同じ年の11月には50株を1株にまとめる株式併合にも踏み切った。数を集める勢いと、株価を保つ苦しさが同時に出ている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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