JWEL
Jowell Global大手モールに出店するのではなく、自前のモールと全国の提携小売店をつないで売る。店側はJowellから商品を仕入れ、自社が配ったWeChat上の小さなアプリで自分の客に売る形をとる。
上海の実働会社を、出資ではなく契約で支配するVIEという仕組みを通じて連結している。利幅が最も大きいのは自社モールでの直販で、そこに全国の提携小売店への卸しと生配信での販売が加わる。出店業者から取る手数料はごくわずかにとどまる。
化粧品や日用品のネット通販は値下げ合戦になりやすく、大手モールや生配信の売り手に客を奪われやすい。VIEは規制の運用ひとつで扱いが変わりうる、法的にきわどい構造でもある。
最大株主のZhiwei Xu氏が、発行済みの優先株をすべて保有している。優先株は1株2票、普通株は1株1票という設計で、経営判断への影響力がこの一人に偏る。
登録した478万人の会員と、モールに店を出す277社をどれだけ動かせるかで売上が決まる。契約だけで上海の会社を支配するVIEが中国当局に認められ続けるかも、常について回る条件になる。
この会社をどう読むか
Jowell Globalが売っているものは、この数年で入れ替わった。2023年は日用品が売上の半分を占めていたが、2025年は健康食品だけで8割に達している。
会社の器はケイマン諸島にあり、実際に商品を売っているのは上海の会社で、両者は出資ではなく契約でつながっている。外国資本の出資が制限される分野で中国企業が使ってきたVIEという形で、規制の運用が変われば足元から揺らぐ構造でもある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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