OPTH
Optimi Healthこの分野の会社の多くが臨床試験の段階にとどまるなか、免許を先に取り、豪州の患者に処方薬として現物を届けている。きのこの栽培から抽出、製剤までを自前の工場で完結させている点も他社と違う。
ブリティッシュコロンビア州プリンストンにある2棟の工場でMDMAとシロシビンのカプセルを作る。売り先は豪州の処方制度とカナダの特別アクセス制度を通じて薬が届く患者で、臨床試験向けの原薬や製剤の供給も収入になる。
米国では両物質とも規制上もっとも厳しい区分に置かれ、いまは売ること自体ができない。特許を1件も持たず、製法の優位は社内の手順と秘匿に頼っているため、資金繰りが細れば守りの手立ても細る。
小売向けの健康食品子会社をたたみ、医薬品の製造に事業を絞り込む整理を進めてきた。2021年にカナダで上場したあと、2026年5月に米国でも新規公開を行って資金を集めている。
カナダ保健省が出す製造免許と麻薬取扱免許を保ち続けられるかがすべての前提になる。売り先は豪州で心的外傷後ストレス障害と治療抵抗性うつ病に処方が認められた枠に限られ、その枠の広がり方が販売量を決める。
この会社をどう読むか
Optimi Healthを新薬を探す創薬ベンチャーだと思って見ると、中身を読み違える。この会社が持っているのは有望な候補物質ではなく、カナダ保健省から受けた製造の免許と、ブリティッシュコロンビア州プリンストンにある2棟の工場だ。きのこを育ててシロシビンを取り出し、MDMAとあわせてカプセルに詰めるところまでを自前でこなす。
同じ分野の会社の多くがまだ臨床試験の中にいるのに対し、Optimiの製品はすでに豪州で医師の処方のもとに患者へ渡っている。ただしその出口は、二つの疾患に限って処方を認めた豪州の制度と、カナダの特別アクセス制度に事実上限られる。最大の市場になりうる米国は規制の上でまだ閉じたままで、その扉がいつ開くかが、この会社の値段の大半を決めている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
OPTH の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…