THH
TryHard Holdingsクラブを自前で構えず、運営代行と物件の又貸しという受託事業者の立場で稼ぐ設計が、飲食や娯楽の同業とは違う。箱を持つ固定費を抱え込まずに、夜の街の需要へぶら下がれる。
クラブの企画や日々の運営、経理、出演者の手配まで請け負う運営代行が中心の収入源。ここに自主開催と下請けのイベント、大家から借りた物件をクラブへ又貸しする仲介、直営の飲食店が重なる。箱そのものを持たず、その周りの手間を引き受けて手数料と賃料差を取る。
又貸しは借り手のクラブが抜ければ、家賃の支払いだけが自社に残る。性質の違う4事業を同時に回すため、どれか一つの不調が全体の数字をぐらつかせる。上場したばかりで規模も小さく、増資による希薄化の余地が大きい。
大阪の商圏でクラブや飲食店との関係を広げ、そこから日本の他地域へ足を伸ばす順序を描いている。配当より、上場で得た資金を4事業の拡大に回す段階にある。
日本のナイトクラブ市場の活況と、取引先クラブの数がそのまま売上の量になる。又貸しは借り手が埋まっているか、イベントは天候や催行中止の有無が響く。
この会社をどう読むか
TryHard Holdingsが売っているのは、クラブそのものではない。大阪に本社を置き、クラブの運営を肩代わりし、物件を又貸しし、イベントを組み立てる受託事業者の仕事だ。
看板を掲げる箱を自分では持たず、企画と運営、物件確保という手間だけを引き受けて対価を得るので、飲食店を自ら構える会社とは損益の作り方が違う。裏を返せば、貸した先のクラブが撤退すれば家賃だけが自社に残る。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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