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sodate Daily ・ 2026.07.11

SKハイニックスが史上最大の米国上場、メタはAIクラウド参入報道で急伸

金曜の米国株は3指数がそろって上昇し、荒れた一週間をプラス圏で締めくくった。韓国の半導体大手SKハイニックスが外国企業として史上最大の米国上場を果たし、「メモリ不足は2030年以降も続く」との発言がAI相場を再点火。メモリを供給されるエヌビディアが買われ、メタは自前のAIクラウド事業への参入報道で6%高と急伸した。

エヌビディア本社「エンデバー」(米カリフォルニア州サンタクララ)
Coolcaesar · CC BY-SA 4.0

金曜の米国株は、3指数がそろって小幅に上昇した。ナスダック +0.29%、S&P 500 +0.42%、ダウ +0.29%。荒れた一週間を、プラス圏で締めくくった。

主役は、この日ナスダックに上場したばかりの韓国のメモリ大手、SKハイニックスだ。外国企業として史上最大となる $26.5B を調達し、終値は公開価格を13%上回った。

「メモリ不足は2030年以降も続く」——同社CEOのこの一言が、AIへの投資はまだ序盤だという見方を後押しした。高性能メモリを納入される側のエヌビディアが+4%、同業のサンディスクが+3%と買われた。

3つのポイント

  1. 史上最大の外国企業上場が、AI相場を再点火:SKハイニックスは、AI用の高性能メモリをエヌビディアに供給する中核企業。その上場に巨額の資金が集まったこと自体が、AI需要の強さの証明と受け止められた
  2. メタは「広告の会社」から「AIインフラの会社」へ:余ったAI計算能力を外部に売る新事業が報じられ、メタ+6% と急伸。巨額のAI投資を回収する道筋が見えた。週間では+15%と、主要ハイテクで独走している
  3. 同じニュースでも、メモリを「買う側」には逆風:メモリ高の見通しは、部材を買ってサーバーを組むデルにはコスト増の材料で、-3%と売られた。アストラゼネカは木曜の治験失敗を受けた売りが続き-4%

補足

今週の主役は、木曜のマイクロン、金曜のSKハイニックス——いずれもメモリだった。相場は中東情勢と原油に振らされながらも、結局は「AIの物語」に戻ってくる。

来週からは、大手の決算シーズンが本格化する。物語が「期待」から「数字」へ切り替わるとき、メモリを売る側と買う側の明暗は、もっとはっきり見えてくるはずだ。

出典: Yahoo Finance(7/10・SKハイニックス上場と相場全体) / Motley Fool(7/10・メタ+6%と個別動向) / Yahoo Finance(7/10・メタ急伸の背景) / CNBC(7/9・アストラゼネカ治験失敗)