ペンシルベニア北部の特定の郡に特化し、シェールの天然ガスの産地に密着する点と、九十年を超える長い歴史、保守的な与信が最大の特徴。すぐ隣に地盤の重なる同業もいるが、特定の郡への集中と天然ガスの産地の経済への連動で差別化する。同地域の地方銀行とは異なる、天然ガスの産地に密着した九十年を超える歴史の超小型の地方銀行の立ち位置にいる。
ペンシルベニア州の北部の多数の郡を中心に、ニューヨーク州の南部やデラウェア州で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。中小や中堅の企業、商業用の不動産、農業への融資という事業向けと、住宅や消費者の融資、そして信託や資産運用、保険を併せ持つ。地盤の一部は、シェールの天然ガスの産地に集中する。近年の買収で、デラウェアや南東部へ広げた。約三十五の支店を構える。利ざやと手数料で稼ぐ構造になっている。
ペンシルベニア北部の地方の人口の減少と、地域の経済の停滞が業績を冷やす弱点になる。天然ガスの価格の低迷も、産地の景気を冷やす。商業の融資の焦げ付きもある。地域の他の地方銀行との競争も激しい。買収の統合の難しさや、超小型ゆえに増資が続けば持ち分が薄まる恐れもある。金利の動きも利ざやを左右する。
配当を出し、長く配当を続け、増配も進める経営。長く務める経営者が率いる。近年買収した同業の統合と、ペンシルベニア北部やニューヨーク、デラウェアへの展開、天然ガスの産地の経済への対応を進める。保守的な与信の規律を保ち、長い歴史の継承と配当の維持が、運営の中核になっている。
地域経済と、天然ガスの価格、買収に依存する。地盤とするペンシルベニア北部やニューヨーク南部、デラウェアの地域の経済が保たれるか、シェールの天然ガスの産地の景気が支えるか、農業や中小企業、商業用の不動産への融資が健全か、そして近年買収した同業を統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $338M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$34M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $10M
- 売上成長率
- 2.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 370.1%
- ROE
- 10.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $37M
- フリーCF
- $35M
- 営業CFマージン
- 369.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $10M
- 配当性向
- 26.1%
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