配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社

保険で集めた資金を運用一辺倒にはせず、鉄道や電力といった実際の事業ごと買い取ってしまう点が独特で、投資会社と事業会社の中間のような姿になっている。
保険は契約者から保険料を先に受け取り、実際に保険金を払うまでに時間差が生まれる。この間の資金を運用に回せる点が保険事業を核に据える理由で、GEICOをはじめとする保険料収入と、株式や傘下企業からの利益が収入の両輪になっている。
相場が長く低迷すれば運用の効きが鈍り、大規模災害で保険金の支払いが集中すれば、運用に回せる元手そのものが細る。長年この会社を率いてきた経営陣の世代交代も、投資家が見守る変化のひとつだ。
株主への配当に回さない代わりに、保険で集めた資金と傘下企業の稼ぎを次の投資や買収へ振り向け、増えた分をまた投じて規模を膨らませてきた。
保険金の支払いが想定に収まるかどうかで保険部門の損益が決まり、保有する株式の評価は相場の水準しだいで動く。大きな自然災害が続く年は、その両方が同時に効いてくる。
資産 $1.22T のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $717.4B(59%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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