
NCTY
The9網ゲーム、採掘、AI出資、そして網ゲーム回帰と、数年のうちに事業の顔を何度も変えてきた経緯そのものが他社にない。2024年に出資したAI関連4社のうち2社からは、2025年中に持分を引き揚げた。
収益の中心は2024年末に立て直した網ゲームで、2025年8月に始めたゲーム拠点the9bitは利用者800万人を超えた。中国側の運営免許はVIE(契約で支配する現地会社)を通じて保有し、株式そのものは持たない。
2025年には目標未達を理由に3社との合弁を相次いで解消した。韓国Wemadeから得たMIR Mの配信権も、商標の問題で同年10月に打ち切られている。
採掘設備や合弁、AI出資を集めては目標未達で切り離す、入れ替えの速い経営が続いている。AI関連へこれ以上出資しないと会社側は明言しており、当面は網ゲームへ資源を寄せる構えだ。
手がけるゲームが当たるかどうかと、他社から取ってくる配信権を維持できるかに収益がかかる。中国のネット文化事業に必要な許認可をVIE経由で保てなくなれば、営業そのものが立ち行かない。
この会社をどう読むか
The9 は中国の網ゲーム会社として名を上げたが、いまその肩書きで説明できる部分は多くない。2021年に暗号資産の採掘へ移り、2024年にはAI関連の中国企業4社に出資し、2024年末からは再び網ゲームへ戻っている。
ケイマン籍でNasdaqにADRを置き、中国側の免許はVIE経由という形も、事業の実体を追いにくくしている。組んだ相手を目標未達で切り離す動きが2025年に続いており、次の看板が定まるまでは評価も揺れやすい。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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