OPRT
Oportun Financial信用情報だけで機械的に落とす大手と違い、銀行口座の入出金や公的記録まで読み込んで申込者の100%に点数を付ける。個人向け融資の顧客満足度を示すNPSは77で、貸金業としては高い部類に入る。
無担保の個人向け融資とクレジットカード、それに車を担保に取る個人向け融資を組み、利息と手数料で稼ぐ。2005年の創業以来、800万件を超える与信で$21.8Bを貸し出し、うち130万人はここで初めて信用の記録を作った。
景気が下を向くと真っ先に家計が傷むのがこの層で、焦げ付きが増えれば利息収入を食い潰す。車を担保に取る融資はまだ8州でしか扱っておらず、地域を広げる途中で審査の勘所が狂う危険もある。
貸すだけでなく、家計の入出金を読んで自動的に貯金させるSet & Saveを並べ、会員を囲い込む設計を採る。2015年の開始から$12.5Bが積み上がり、2025年にはBankrateの貯蓄アプリ第1位に選ばれた。
借り手は低中所得の勤労世帯で、返済力は家計の余裕にそのまま連動する。申込者の全員に独自スコアを付けて可否を決める方式のため、モデルの精度が落ちれば貸倒れがそのまま損益に出る。
この会社をどう読むか
Oportun Financial の顧客は、銀行の窓口で断られた人たちだ。信用情報がほとんど無いために審査に通らない人へ、口座の入出金まで読み込んだ独自の点数で融資を出す。
126カ所の店舗とアプリの両方から会員を集め、貸すだけでなく家計を読んで自動的に貯金させる仕組みも並べている。景気に最も弱い層を相手にする以上、焦げ付きの管理がそのまま経営の腕になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $390M(12%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$106M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $957M
- 売上成長率
- −4.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 2.6%
- ROE
- 6.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $413M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 43.2%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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