ニュートンに本社を置く唯一の金融機関という立場を110年以上守り、カタウバ郡では11行のなかで預金シェア首位に立つ。ただしリンカーン郡でもアレクサンダー郡でも3位で、力の及ぶ距離は郡の境あたりではっきり落ちる。
預金を集めて地元の住宅や商業用不動産、中小企業への貸し出しに回し、その利ざやで稼ぐ昔ながらの地域銀行の形。証券への投資や、投資助言の子会社を通じた手数料収入もわずかに加わる。
貸出先が本社周辺の数郡に固まっており、地元の製造業や不動産が傾けば焦げ付きが一斉に出る。総資産$1.70Bという規模では、大口の一件が損益の見え方を変えてしまう。
審査の手綱を外部にも預けており、$1.5M以上の貸出先は毎年独立した審査会社に点検させている。株主への配当を絶やさない一方で、貸出の伸ばし方は地味に抑える運びを続けている。
預金の23.54%を握るカタウバ郡での地位が崩れれば、資金の調達費用がそのまま上がる。貸出先の大半は地元の中小企業と不動産で、地域の景気が返済の質を決めている。
この会社をどう読むか
Peoples Bancorp of North Carolinaの本体は、1912年にニュートンで開いた州法銀行で、いまもその町に本社を置く唯一の金融機関だ。総資産$1.70Bという規模は全米で見れば小さいが、地元での位置はまるで違う。
カタウバ郡では預金の23.54%を握って11行の首位に立ち、隣のリンカーン郡やアレクサンダー郡へ出ると3位に落ちる。この落差がこの銀行の性格で、商圏の狭さが強みと弱点を同時に作っている。
バランスシート (要約)
資産 $1.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $157M(9%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$58M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 12.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $21M
- フリーCF
- $20M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $5M
- 配当性向
- 26.5%
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