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sodate Stories ・ 2026.09.10

スペースXは3.19億株の解禁日を3.86%安迎えた

時価総額$2.0TのスペースXが3.86%安で引けた。超大型株では最も大きい下げ幅である。会社の発表があったわけではない。上場のときに売れないよう縛られていた株のうち、最大3.19億株がこの日から売れるようになった。値段を決めるのは商売の中身だけではなく、売れる株が何株あるかでもある——それが出た日だった。

SPCX3.86%2分で読める ・ sodate 編集部
ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上がるファルコン9と、右側に降りてくる第1段ブースター
U.S. Space Force photo by Gwendolyn Kurzen · Public domain

スペースXが3.86%安の$147.55で引けた。

時価総額はおよそ$2.0T。この日の超大型株では、最も大きい下げ幅である。

直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $133$153
スペースXの1か月。ロックアップの解禁日にあたるこの日、3.86%安の$147.55で引けた

3.19億株が、この日から売れるようになった

この日、同社から悪い知らせが出たわけではない。

変わったのは株のほうである。上場のときに「しばらく売らない」と約束していた株のうち、最大3.19億株がこの日から売れるようになった。

売り手が増えれば、同じ買い注文でも値段は下がる。商売の中身が変わらなくても株価は動く、という日だった。

解禁は8月20日にもあり、この先も続く

同社のロックアップは一括で解けない。

上場時に出した株がまず市場に入り、そのあと約束の期間が過ぎた分が、決算の時期や日数の区切りに沿って段階的に放たれていく。8月20日にも、この日と同じ規模の解禁があった。

つまり「終わった話」ではなく、しばらく続く話になる。

浮動株が増えることは、悪いことばかりではない

売れる株が増えるのは、短い目で見れば重しである。

一方で、市場に出回る株が少ないうちは値段が振れやすい。買いたい人が買えるだけの株が出てくることは、長い目では値段を落ち着かせる。

指数に組み入れる側も、出回る株の量を見ている。

次に見るのは、SECへの届出に出る実際の売却

解禁は「売れるようになった」だけで、「売った」ではない。

答えは、大株主の持ち分の変化を示す届出に遅れて出てくる。創業者や初期の投資家が実際に手放したのか、それとも構えたままなのか。

そこが分かるまで、この株の需給は読みにくいままになる。

朝刊は9月10日号に。

sodate Daily ・ 2026.09.10この日の朝刊を読む

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