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sodate Stories ・ 2026.09.10

クラウドフレアが10.51%高。OpenAIに脆弱性探しを任せた

クラウドフレアが10.51%高で引けた。大型株では最大の上げ幅である。材料はOpenAIと組んで作ったセキュリティの新機能で、ソフトウェアの穴を見つけ、直すところまでやると説明された。使うのはOpenAIのサイバー向けモデルである。今年は登録された脆弱性の数がすでに昨年1年分を超えており、人手で追う前提が崩れかけている。

NET10.51%ZS2.57%3分で読める ・ sodate 編集部
クラウドフレアのオフィス入口。OpenAIとのセキュリティ提携の発表でこの日10.51%高となった
HaeB · CC BY-SA 4.0

3日続落の水曜に、クラウドフレアが10.51%高の$314.18で引けた。

大型株では最も大きい上げ幅である。

NETCloudflare$314.1810.51%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $273$331
クラウドフレアの1か月。OpenAIと組んだセキュリティ機能の発表で、この日10.51%高の$314.18で引けた

OpenAIのモデルで、見つけて直すところまでやる

発表されたのは、OpenAIと組んで作ったセキュリティの新機能である。

ソフトウェアの脆弱性を見つけ、直すところまで踏み込む。同社の運用サービスの利用者に先行して開放される。

使うのはOpenAIのサイバー向けのモデルだ。「探す」と「直す」の間にある人手の作業を、機械の側へ寄せる設計になっている。

9月初めで60,000件。穴の数に人手が追いつかない

なぜいま売れるのかは、数を見ると分かりやすい。

米国の脆弱性データベースに登録された不具合は、9月の初めの時点で60,000件を超えた。昨年1年分をすでに上回っている。

人が読んで、優先順位を付けて、直す——という前提が量に追いついていない。そこを機械で埋める商品だから買われた。

同じ日、セキュリティの他社も上げた

この日はZスケーラーも2.57%高となった。市場全体が下げた日の逆行である。

AIが攻める側にも守る側にも使える以上、守る側の道具にも金が回る——その読みが、この2社の上げに出ている。

セキュリティの2社は逆行高前日比・9/9

次に見るのは、値段の付け方

技術の発表と、売上になるかどうかは別の話である。

見るべきは、この機能がどう課金されるかだ。既存の契約に含めて解約を減らす道具にするのか、別料金の商品として立てるのか。

前者なら数字には出にくい。後者なら次の決算の伸び率に表れる。

朝刊は9月10日号に。

sodate Daily ・ 2026.09.10この日の朝刊を読む

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