3日続落の水曜に、クラウドフレアが10.51%高の$314.18で引けた。
大型株では最も大きい上げ幅である。
OpenAIのモデルで、見つけて直すところまでやる
発表されたのは、OpenAIと組んで作ったセキュリティの新機能である。
ソフトウェアの脆弱性を見つけ、直すところまで踏み込む。同社の運用サービスの利用者に先行して開放される。
使うのはOpenAIのサイバー向けのモデルだ。「探す」と「直す」の間にある人手の作業を、機械の側へ寄せる設計になっている。
9月初めで60,000件。穴の数に人手が追いつかない
なぜいま売れるのかは、数を見ると分かりやすい。
米国の脆弱性データベースに登録された不具合は、9月の初めの時点で60,000件を超えた。昨年1年分をすでに上回っている。
人が読んで、優先順位を付けて、直す——という前提が量に追いついていない。そこを機械で埋める商品だから買われた。
同じ日、セキュリティの他社も上げた
この日はZスケーラーも2.57%高となった。市場全体が下げた日の逆行である。
AIが攻める側にも守る側にも使える以上、守る側の道具にも金が回る——その読みが、この2社の上げに出ている。
NETCloudflare▲10.51%
ZSZscaler▲2.57%
次に見るのは、値段の付け方
技術の発表と、売上になるかどうかは別の話である。
見るべきは、この機能がどう課金されるかだ。既存の契約に含めて解約を減らす道具にするのか、別料金の商品として立てるのか。
前者なら数字には出にくい。後者なら次の決算の伸び率に表れる。
朝刊は9月10日号に。
