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sodate Stories ・ 2026.09.10

アップル0.28%安。初の折りたたみを出した日に、株は動かなかった

アップルが水曜、クパチーノの本社でiPhone 18 ProとPro Max、そして同社初の折りたたみiPhoneを発表した。折りたたみは他社が7年前から売っている形で、アップルは最後に入る側になる。それでも株価は0.28%安。発表会の日に売られるのはこの会社の常だが、今年は原価の側にもう一つ重しがある。メモリの値段である。

AAPL0.28%SKHY7.05%MU2.75%3分で読める ・ sodate 編集部
カリフォルニア州クパチーノのアップル・パーク。リング状の社屋を上空から見たもの。この日ここで新型iPhoneが発表された
Daniel L. Lu (user:dllu) · CC BY-SA 4.0

アップルが水曜、クパチーノの本社で秋の発表会を開いた。

出てきたのはiPhone 18 ProとPro Max、そして同社初の折りたたみiPhoneである。

株価は0.28%安の$315.34で引けた。市場全体が0.48%安だったので、ほぼ同じ動きだった。

AAPLApple$315.340.28%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $302$328
アップルの1か月。折りたたみiPhoneを発表した9月9日は0.28%安の$315.34で引けた

折りたたみは、他社が7年前から売っている形

新しさで言えば、折りたたみの携帯電話そのものは新しくない。韓国や中国のメーカーは7年前から売っている。

アップルは最後に入る側である。この会社は昔からそうで、音楽プレーヤーもスマートフォンも腕時計も、先に市場を作った他社の後から入って作り直してきた。

だから見るべきは「出したかどうか」ではなく、「作り直せたかどうか」になる。

A20チップと自社製モデム。Pro系は中身が入れ替わった

iPhone 18 ProとPro Maxは、画面の大きさも全体の形も前の型を引き継いだ。

変わったのは中身である。A20チップを積み、電池の持ちは歴代で最も長いと説明された。カメラの絞りが変えられるようになり、通信のモデムも自社製に替わった。

派手な見出しは折りたたみが持っていったが、台数を稼ぐのはこちらの2機種になる。

原価の側に、メモリという重しがある

今年の発表会には、去年まで無かった事情が一つある。

同じ日、SKハイニックスは7.05%高、マイクロン・テクノロジーは2.75%高だった。メモリの値段が上がっている。

スマートフォンは1台ごとにメモリを積む。部品の値段が上がれば、売値を上げるか、利益を削るかのどちらかになる。証券会社1社は発表会の前に、この綱引きを意識させる場になると指摘していた。

メモリを売る側と、買う側前日比・9/9

次に見るのは、値段と初回の数量

答えは発表会では出ない。

見るべきは折りたたみの売値と、年末までに何台作れるかである。事前の見立ては$2,000前後だったが、部材の歩留まりが悪ければ数が出ない。

10〜12月期は、この会社にとって1年で最も売れる四半期だ。折りたたみがそこに間に合うかどうかで、次の決算の姿が変わる。

朝刊は9月10日号に。

sodate Daily ・ 2026.09.10この日の朝刊を読む

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