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sodate Stories ・ 2026.09.10

コムキャスト6.61%安 ── 光回線の値付けが「不合理」なった

コムキャストのCFOが、光ファイバー回線の値付けは「不合理」になったと述べ、第3四半期の回線契約の減り方も改善しないと説明した。株価は6.61%安。同じ商売をしているチャーターは8.13%安、T-モバイルも2.39%安で続いた。米国の家庭用インターネットは、契約を取り合う競争から、値段を下げ合う競争へ移りつつある。

CMCSA6.61%CHTR8.13%TMUS2.39%3分で読める ・ sodate 編集部
ペンシルベニア州フィラデルフィアのコムキャスト・センター。CFOの発言を受けてこの日6.61%安となった
Smallbones · Public domain

コムキャストが6.61%安の$24.59で引けた。

同じ商売をしているチャーター・コミュニケーションズは8.13%安、T-モバイルUSも2.39%安である。

家庭用インターネットを売る3社前日比・9/9

CFOが使った言葉は「不合理」だった

きっかけは、投資家向けの場でのコムキャストのCFO、ジェイソン・アームストロングの発言である。

光ファイバー回線の値付けは「不合理」になった、と述べた。そのうえで、第3四半期の回線契約の減り方についても改善は見込めないとした。

会社の口から「値段の競争が理屈に合っていない」と出るのは、普通のことではない。

月$30でギガビットを出す相手がいる

背景にあるのは、相手側の値段である。

ギガビットの速度を月$30から$40で出す事業者がいる。従来のケーブル会社の料金は、その水準を前提に作られていない。

証券会社1社は、この四半期の契約の減少を125,000件と見積もっている。市場の平均より大きい数字である。

値上げで売上を守る道が、先に塞がった

この商売は長いあいだ、契約数が減っても1件あたりの単価を上げることで売上を保ってきた。

コムキャストの4〜6月期の国内ブロードバンド収入は$6.28Bで、前年から5.5%減った。値段のやり方を変えたことが、そのまま数字に出ている。

チャーターのインターネット収入も3.2%減の$5.78Bである。契約の減り方は前年の同じ時期より速くなった。

つまり、減った契約を値上げで埋める道が両社とも塞がりつつある。

次に見るのは、10月の決算の契約数

値段の競争がいつまで続くかは、誰にも分からない。

見るべきは、10月に出る7〜9月期の決算の回線契約数である。CFOが言うとおり改善しないのか、それとも下げ止まるのか。

そこが、この業界を「安定した公共サービス」と見るか「値下げ競争に入った商売」と見るかの分かれ目になる。

朝刊は9月10日号に。

sodate Daily ・ 2026.09.10この日の朝刊を読む

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