BPOP
Popular Incプエルトリコ銀行市場で圧倒的シェアの独占的ポジション。米領における唯一の上場銀行持株会社で、島内預金・決済ネットワークを事実上保有。
プエルトリコの商業銀行 Banco Popular de Puerto Rico と、米本土での Popular Bank(ニューヨーク、ニュージャージー、フロリダ中心)の 2事業。預金、商業ローン、住宅ローン、ビジネスバンキング、リース・消費者ローン、アセットマネジメントを提供。プエルトリコ市場ではシェア約 4-5割の圧倒的ポジション、住宅ローン・クレジットカード・預金で事実上のリーダー。2022年に Evertec(決済子会社)保有株の大半を売却し本業に集中。
プエルトリコ経済再び悪化(大型ハリケーン、経済移民流出)。プエルトリコ債デフォルト再燃。米本土地銀市場の競争激化。金利低下で NIM 圧縮。
配当と自社株買いで還元、プエルトリコ市場の独占性からの安定収益を活用。PROMESA 再編を経て財務体質を強化した段階。
プエルトリコ経済(連邦援助、ハリケーン復興資金、PROMESA 再編の進捗)、米連邦金利、プエルトリコ政府・地方債の健全性、そして米本土地銀事業の成長に依存。
この会社をどう読むか
Popular Inc は「プエルトリコ最大の商業銀行」として、米領プエルトリコ経済の代表格となる中型金融銘柄。
プエルトリコ市場での事実上の独占的ポジションと、米本土(NY、FL)でのサブ地銀事業という二軸構造。島の経済再建とハリケーン復興資金流入が長期の追い風、一方でハリケーンリスクと政府債問題が常時の不確実性。
バランスシート (要約)
資産 $75.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.2B(8%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$413M
- 長期借入金$760M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 13.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $878M
- フリーCF
- $681M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $198M
- 配当性向
- 23.7%
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