アクソン・エンタープライズが火曜、9.81%安の$442.08で引けた。
警察向けのスタンガン「TASER」やボディカメラを作る会社である。この日、社債でお金を集めると発表した。
利息0%で、$1Bの転換社債を出す
アクソンは15日、転換社債を$1B分出すと発表した。満期は2031年9月15日で、利息は付かない。
引受会社には、さらに$150M分を買い取れる権利を与える。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど5社が引き受ける。
株に替えると株数が増える。抑える取引も組む
転換社債は、決められた条件であとから株に替えられる社債である。持ち主は株価が上がれば株に替え、上がらなければ満期にお金を返してもらう。
株に替えられると、株の数が増える。Tradingpediaによると、アクソンは株が増えるのを抑える「キャップ付きコール」という取引を、引受会社などと組む。
使い道はキャップ付きコールと、成長や買収
発表によると、集めたお金の一部はキャップ付きコールの費用にあてる。残りは一般の用途に使い、成長のための資金や、製品・技術の買収や出資も含む。
金利5%の日の、利息ゼロの借金
この日、10年債利回りは一時5.04%と2007年以来の高さを付けた。ふつうの社債なら、高い利息を払う必要がある。
転換社債は、株に替えられる権利と引き換えに利息を低くできる。Tradingpediaは、発表のあと株が5%下げたと伝えた。引けでは9.81%安まで下げている。
次に見るのは、転換の条件
まだ条件を決める前の発表である。どの株価で株に替えられるかが決まれば、株が増える度合いが見えてくる。
朝刊は9月16日号に。
