エノバ・インターナショナルが火曜、23.43%安の$173.61で引けた。
シカゴに本社を置き、個人や小さな会社にオンラインで融資をする会社である。月曜の引け後に出した発表が、売りを呼んだ。
ENVAEnova International$173.61▼23.43%約$369Mの銀行買収、2つの当局への申請を取り下げ
エノバは2025年12月に、デジタル専業のグラスホッパー銀行を約$369Mで買うと決めていた。
Investing.comによると、エノバはこの買収について、通貨監督庁と連邦準備制度理事会への申請を取り下げた。2つの当局の許可がそろわなければ、買収は完了しない。
2019年開業、総資産$1.4Bのネット銀行
グラスホッパー銀行は2019年に開業した、ネット専業の銀行である。Finovateによると、2025年9月時点の総資産は$1.4Bだった。
買収が終われば、エノバは銀行を傘下に持つ会社になるはずだった。預金でお金を集め、より多くの州で融資や銀行の商品を出す計画である。
CEO「ノンバンクへの基準がはっきりしない」
スティーブ・カニンガムCEOは、取り下げの理由を説明した。銀行になろうとするノンバンクに、どんな基準を当てはめるのかがはっきりしないという。
審査が政治の影響を受けやすいとも指摘した。高い金利で貸す会社が銀行を買うことには、American Bankerが伝えたように反発もあった。
見通しは据え置き。次に見るのは資金の集め方
エノバは、2026年の売上を20〜25%増、調整後の1株利益を30〜35%増とする見通しを変えていない。7〜9月期は売上が約25%増の見込みだ。
銀行を持つ計画はいったん白紙になった。次の決算で、会社が別の道をどう語るかを見たい。
朝刊は9月16日号に。
