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理想汽車の北京工場
理想汽車の北京工場
強み

電池の容量を積み増すのではなく、車に発電機を載せて航続距離を確保する道を選んだ。純電気の車を並行して開発しながら、増程式を切り捨てずに残している点も他社と違う。

成長ドライバー

家族向けの高級な多目的車を設計・製造して売るのが収入の土台。当初の看板だったのは、電池に加えてガソリンで発電する増程エンジンを積んだ車で、充電インフラが乏しい地域でも長距離を走れる点が支持を集めた。近年は電池だけで走る車種も加え、急速充電の技術を競う段階に入っている。

リスク

中国の電気自動車市場は値引き合戦が激しく、価格競争に巻き込まれれば利幅が縮む。増程エンジンを看板にしてきた分、電池だけで走る車への移行がうまく進まなければ、これまでの強みが薄れる懸念もある。

経営の癖

稼いだ資金は株主還元ではなく、新型車の開発と急速充電の技術に回している。2015年に会社を興したXiang Li氏がいまも経営を率いる。

読みの軸

中国国内での販売台数と、電池だけで走る新型車が支持を集められるかに左右される。同社はケイマン諸島の持株会社を通じて中国の事業会社を契約で支配する仕組みで運営されており、他の中国発ADR企業と同じ統治の形を取る。

この会社をどう読むか

2019年11月、Li Auto は最初の量産車 Li ONE を世に出した。電池にガソリン発電機を足した増程式で、充電設備の乏しい土地でも長く走れる六人乗りの大型車だった。充電への不安という電気自動車最大の弱点を、電池を大きくするのではなく発電機で消しにいった設計である。

この選択が中国の家族層に刺さり、新興メーカーのなかでも早くに量産と採算の軌道に乗った。ただし充電網が厚くなるにつれ、増程式という看板そのものが役目を終えつつある。電池だけで走る車と急速充電の技術で、どこまで顧客を引き継げるかが次の分かれ目になる。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Li Auto の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。