金属加工の工具という専門分野で、膨大な在庫と即納体制を持ち、製造業の現場に欠かせない調達先になっている点が強み。工具の知識を持つ営業や、工場内の在庫管理の代行で、単なる販売を超えた関係を築く。製品が消耗品として繰り返し売れ、製造業の保守需要に支えられた専門商社の立ち位置にいる。
金属を削る刃物や工具、安全用品、保守用の消耗品など、工場で使う膨大な種類の製品を仕入れ、製造業の現場に供給する流通が収益の柱。注文を受けたらすぐに届ける即納体制と、幅広い品ぞろえが強み。製品の販売に加え、工場内の在庫管理を代行するサービスも担う。製造業に欠かせない工具・消耗品を供給して稼ぐ構造になっている。
景気後退で製造業の稼働が落ちると、工具や消耗品の需要が鈍る。在庫を多く抱える事業のため、需要が急に冷えると在庫の負担が重くなる。価格競争や、ネット通販大手の参入、供給網の混乱による調達難も、収益の重しになりうる。製造業の生産活動の波に業績が左右される構造を持つ。
配当を出しつつ、即納体制と在庫の効率化、在庫管理サービスの拡大、専門性の強化に力を入れる経営。製造業の保守需要という比較的安定した土台の上で、幅広い品ぞろえと即納を強みに、工場の在庫管理を代行して関係を深めながら、着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
製造業の稼働と、工具・消耗品の交換需要、在庫管理サービスの広がりに依存する。工場が活発に動くほど工具や消耗品の需要が増える。即納体制と幅広い品ぞろえを保てるか、工場の在庫管理を代行する取引を広げられるか、そして仕入れ価格を販売に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(56%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$56M
- 他の流動資産$1.2B
- 固定資産$1.2B
- 流動負債$729M
- 長期借入金$169M
- 短期借入金$317M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.8B
- 売上成長率
- −1.3%
- 粗利率
- 40.8%
- 営業利益率
- 8.0%
- 純利益率
- 5.3%
- ROE
- 14.4%
- ROIC
- 12.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $334M
- フリーCF
- $241M
- 営業CFマージン
- 8.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $190M
- 配当性向
- 95.1%
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