2025年末の1日あたり供給可能量は4,110万ガロンで、実際の消費量2,370万ガロンのおよそ1.7倍にあたる。2つの貯水池、サスケハナ川からの導水管、15本の井戸を並べて持つため、渇水への備えが小規模事業者より厚い。
4郡58市町村の一部を営業区域とし、川とダムから取った水を浄化して家庭や事業所へ届け、使った量に応じた料金を受け取る。あわせて下水の収集と処理も、複数の系統で手がける。
PPUCが値上げを認めなければ、老朽化した配水管や処理設備の更新費を料金で回収できない。夏場に雨が続けば使用量そのものが減り、逆に渇水で取水制限がかかれば売る水を絞られる。
PPUCとの料金交渉と老朽設備の更新を、派手さのない年次の作業として積み重ねる。近隣の小さな水道事業者を買い取って営業区域を少しずつ広げつつ、長く途切れさせていない株主還元も守る。
水道料金はペンシルベニア州公益事業委員会(PPUC)の認可なしには動かせないため、設備投資に見合う値上げが通るかどうかが収入の伸びを決める。営業区域の人口はおよそ21万人で、この一帯の家庭と工場が客のすべてだ。
この会社をどう読むか
York Waterが水を配り始めたのは1816年、米国という国そのものがまだ若かった時代だ。以来一度も事業を止めず、いまも米国で最も古い民間の水道会社であり続けている。
水源はコドラス川の南支流と東支流にあるレイク・ウィリアムズとレイク・レッドマンの2つの貯水池で、合わせて約25億ガロンをためられる。ここにサスケハナ川から引いた15マイルの導水管と15本の井戸を足し、1日に配れる量を消費量の1.7倍ほどに保っている。料金は州の公益事業委員会の認可で決まるため、更新費用をどこまで料金に乗せられるかが読みどころになる。
バランスシート (要約)
資産 $681M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $240M(35%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$1K
- 他の流動資産$18M
- 固定資産$662M
- 流動負債$28M
- 長期借入金$222M
- 短期借入金$330K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $77M
- 売上成長率
- 3.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 35.8%
- 純利益率
- 25.9%
- ROE
- 8.3%
- ROIC
- 4.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $30M
- フリーCF
- −$19M
- 営業CFマージン
- 38.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $13M
- 配当性向
- 62.9%
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