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sodate Stories ・ 2026.09.02

ターナス新CEO初日、ナスダック1.03%安。アップルけ2.61%高

ジョン・ターナス氏が9月1日付でアップルのCEOに就いた。ティム・クック氏の15年が終わり、執行会長へ回る。交代は4月に発表済みで驚きはない。それでもナスダックが1.03%安、情報技術セクターが2.60%安となった日に、アップルは2.61%高で終えた。売られる理由が並ぶ日に買われたことのほうが、この交代の受け止め方を語っている。

AAPL2.61%3分で読める ・ sodate 編集部
カリフォルニア州クパチーノのアップル・パーク。9月1日にジョン・ターナス氏がCEOに就任した
Daniel L. Lu (user:dllu) · CC BY-SA 4.0

世界でいちばん時価総額の大きい会社が、社長を替えた。

9月1日付で、ジョン・ターナス氏がアップルの最高経営責任者に就いた。ティム・クック氏の15年が、この日で終わっている。

クック氏は会社を去らない。取締役会の執行会長として残り、各国の政策担当者との折衝などを引き続き担う。

交代は4月に決まっていた。市場が驚く材料ではない

この人事は4月に発表され、取締役会が全会一致で承認していた。夏のあいだクック氏がCEOのまま引き継ぎを進め、9月1日に切り替わる段取りである。

つまり、この日に新しい情報が出たわけではない。予定どおりに日付が来ただけだ。

それでも値動きは大きかった。

ナスダックが1.03%安の日に、2.61%高で終えた

アップルはこの日2.61%高の$325.13で引けた。同じ日、ナスダックは1.03%安、情報技術セクターは11業種で最下位の2.60%安である。

AAPLApple$325.132.61%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $302$325
アップルの1か月。新CEO就任の初日、指数が下げるなかで2.61%高となった

売られる理由は揃っていた。日本の10年債が30年ぶりに3%へ乗り、米30年債は5.27%まで上がっている。金利上昇の日は、評価倍率の高い大型テックから売られるのが普通だ。

その日にアップルだけ上げたことのほうが、交代の受け止め方を語っている。

ハードウェアの人がハードウェアの会社を継いだ

ターナス氏は2001年に製品デザインの部門でアップルに入り、2013年にハードウェア開発の副社長、2021年に上級副社長になった。

iPhone も Mac も、この人の下で形になってきた。ソフトやサービスの出身ではなく、装置を作る側から上がってきた経営者である。

就任の日に社員へ送った最初のメモでは、直近のiPhoneの立ち上がりを「素晴らしい」と表現したと伝えられた。

見ておくべきは、AIの遅れをどう詰めるか

引き継いだ課題ははっきりしている。生成AIで先行する競合に対して、アップルの端末側の機能は追う立場にある。

装置の作り手が率いる会社が、その差をハードウェアで詰めにいくのか、外の技術を借りるのか。最初の1年で方針が見えるはずだ。

この日の市場全体の動きは朝刊にまとめている。

sodate Daily ・ 2026.09.02この日の朝刊を読む

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