米供給管理協会(ISM)が10月1日に公表した9月の製造業PMIは54.5だった。8月の54.6から0.1ポイント下がったが、景況の拡大・縮小を分ける50は上回った。指数の方向だけを見ると、製造業の拡大は続き、勢いはほぼ横ばいだった。
受注は増え、価格も上がった
新規受注指数は8月の53.7から55.3に上がり、雇用指数も51.2から52.7に上がった。一方、生産指数は58.3から56.7に低下している。PMIの内訳は同じ方向に動いていない。
仕入れ価格指数は71.1から77.9へ6.8ポイント上昇した。これは企業が仕入れ価格の上昇を報告する広がりを示す指数で、物価そのものが6.8%上がったという意味ではない。需要が続く一方でコストも強いという組み合わせが、今回の数字の要点だ。
同日のサイト業種別集計では資本財が0.48%高、素材が0.53%安だった。ただし、この調査結果から業種や個別銘柄の騰落理由を特定することはできない。今後は受注の増加が生産に続くか、価格の上昇が続くかを確認したい。朝刊は10月2日号に。
セクター騰落前日比・10/1
- エネルギー▲0.88%
- 情報技術▲0.76%
- 資本財▲0.48%
- 金融▲0.34%
- 一般消費財▲0.29%
- 公益事業▲0.09%
- 不動産▼0.49%
- 素材▼0.53%
- コミュニケーション・サービス▼0.67%
- 生活必需品▼0.72%
- ヘルスケア▼1.98%
