Synopsysは9月30日の投資家説明会で、半導体設計向けの新たな契約と来期見通しを示した。翌10月1日のSNPS株は12.78%高の$490.54で引けた。発表と値動きは続いているが、一日の上昇を一つの契約だけの効果と決めつけることはできない。
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $368 〜 $491
Amazon向け契約と年度見通しは別の数字
会社はAmazonと、独自半導体に使う設計IPなどを供給する複数年・$1B超の契約を発表した。これは複数年にわたる契約額で、2027年度の売上高に全額が入るという発表ではない。両社は半導体設計ソフトやクラウドでも協力範囲を広げる。
別に示した2027年度の売上高見通しは$11.1B〜$11.2Bだ。会社はOpenAIとの半導体設計向けAIモデルの共同開発も発表したが、こちらの将来の売上規模は示していない。契約の履行と新製品の提供が、見通しどおり収益になるかを見ていきたい。朝刊は10月2日号に。

