Nikeは10月1日の米市場引け後、2027年度第1四半期決算を発表した。売上高は$11.2Bで前年同期比4%減だった一方、粗利率は前年同期の42.2%から42.8%へ改善した。売上の縮小と採算の改善を同時に見る決算である。
直販の減少と通期見通し
Nikeブランドの卸売売上高は前年同期比1%減、直販は8%減だった。直販のうちデジタルは13%減で、店舗は5%減という内訳だ。会社は2027年度の売上高について、前年比で「高い1桁台」の減少を見込む。これは見通しであり、確定した通期実績ではない。
10月1日のNKE株は$35.15、前日比0.71%安で引けた。会社は決算を通常取引終了後の午後1時15分(米太平洋時間)ごろに公表すると事前に案内していたため、この終値を決算発表への反応として扱わない。次の取引日の株価と、粗利率の改善が続くかを確認したい。朝刊は10月2日号に。
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $35 〜 $39
