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ガイド・解説

新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違い — どちらで米国株を買う?

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあります。年間いくらまで使えるのか、何が買えるのか、米国株や米国ETFはどちらで買えるのか。2つの枠の違いと使い分けを、初めての人にやさしく整理します。

公開 2026年7月1日・sodate 編集部

千円札(日本円)
Fer1997 · パブリックドメイン

新NISA(2024年に始まった新しいNISA)には、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠がある。名前が似ていて紛らわしいが、使える金額と買えるものが違う。米国株を始めるうえで大事なところなので、順に整理する。

年間いくらまで使えるか

  • つみたて投資枠:年間120万円まで
  • 成長投資枠:年間240万円まで

この2つは併用できる。両方フルに使えば、年間で合わせて360万円まで投資できる。さらに、一生のうちに非課税で持てる金額(生涯投資枠)は合計1,800万円まで。ただし、そのうち成長投資枠として使えるのは最大1,200万円までという上限がある。

なお、その年に使わなかった枠を翌年に繰り越すことはできない。一方で、保有していた商品を売ると、その分の枠が翌年また使えるようになる(枠の再利用)。

何が買えるか

  • つみたて投資枠:長期の積み立てに向くと国が認めた、一定の投資信託などに限られる。数は絞られているが、その分「大きく外しにくい」ものが並ぶ
  • 成長投資枠:投資信託に加えて、個別株やETFなど幅広い商品が買える。対象はぐっと広い

米国株・米国ETFはどちらで買う?

ここが実務上いちばんの分かれ目だ。アップルコカ・コーラのような米国の個別株、あるいは米国ETFを買いたい場合は、原則として成長投資枠を使う。つみたて投資枠は対象商品が投資信託中心で、個別株は買えないからだ。

「S&P500に連動する投資信託をコツコツ積み立てたい」ならつみたて投資枠、「米国の個別株やETFも自分で選びたい」なら成長投資枠——というのが、ざっくりした使い分けになる。

補足

2つの枠は、どちらかを選ばなければならないものではなく、役割の違う2本のレーンだ。土台を投資信託の積み立て(つみたて投資枠)で作りつつ、気になる米国株を成長投資枠で買い足す、といった組み合わせもできる。まずは「個別株は成長投資枠」とだけ覚えておけば、口座で迷いにくくなる。制度の基本はNISAで米国株は買える?もあわせてどうぞ。

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