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sodate Daily ・ 2026.07.03

アップルがダウを最高値に押し上げ、テスラは「良い数字」でも急落

連休前の木曜、ダウは史上最高値を更新した。牽引したのは折りたたみ機種を含む新型の増産報道で急伸したアップル。一方、半導体はAI割高懸念で2日続落し、テスラは納車が予想を大きく上回ったのに「材料出尽くし」で今年最大の下げ。同じ日に、良い知らせの受け止められ方が正反対に分かれた。

アップル本社 Apple Park(米カリフォルニア州クパチーノ・空撮)
Daniel L. Lu (user:dllu) · CC BY-SA 4.0

連休前の木曜、米国株は明暗がくっきり分かれた。ダウは +1.14%(52,900)と史上最高値を更新、S&P500 は横ばい(7,483)、ナスダックは -0.80%(25,833)。なお金曜7/3は独立記念日の振替で休場、取引再開は月曜7/6になる。

3つのポイント

  1. アップルがダウを牽引アップルが、折りたたみ機種を含む新型を少なくとも5機種投入し増産するとの報道で +4.8% と急伸した。販売台数の伸びが見込めるという期待が広がり、ダウ最高値を1社で押し上げた。マクドナルドやディズニーなど、ハイテク以外のダウ銘柄も買われた
  2. 半導体は2日続落:AI関連の評価が行き過ぎたとの見方から、サンディスクが -14%、ラムリサーチマーベルが -10%、アプライド・マテリアルズも -7%。資金はヘルスケアなどのディフェンシブへ移り、アッヴィジョンソン・エンド・ジョンソンが買われた
  3. テスラは「良い数字」で急落テスラの4-6月の納車は48.0万台と、予想(約40.6万台)を大幅に上回った。それでも株価は -7% と今年最大の下げ。発表前の4営業日で13%も上がっていたため、良い結果を確認したところで利益を確定する売りが勝った

補足

この日は「良い知らせが株価を上げるとは限らない」ことを教える一日だった。アップルはまだ出ていない製品への期待で買われ、テスラはすでに出た良い数字で売られた。株価が動くのは「事実そのもの」ではなく「事実と期待の差」だ——テスラのように事前に買われすぎていれば、大幅な上振れでも売りに変わる。半導体の2日続落も同じ構図で、AIへの期待が先に株価へ乗りすぎていないか、市場が値踏みを続けている。連休明けの月曜、この綱引きがどちらへ動くかが次の見どころになる。