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LightInTheBox他社の商品を並べるだけの通販から、自社企画のブランド衣料を軸にした感情に訴える買い物へ意図的に舵を切った点が、値引き競争一辺倒の同業と違う。
もとは他社の商品を右から左へ流すドロップシッピング型の通販だったが、近年は自社で企画した衣料を看板ブランドで売る形に転換した。最初のブランドAdorは35〜55歳の女性向けの服で、ハロウィンやクリスマス、結婚式といった欧米の記念日に合わせた特別感のある商品を高めの値段で売る。
記念日商戦に的を絞った戦略は、流行や消費者の気分の変化に弱い。中国発の同業や、交流サイトを通じた個人間の販売に客を奪われれば、値引き競争に引きずり込まれる。少額輸入への関税優遇が縮小すれば、越境で届ける仕組みそのものが打撃を受ける。
2016年に中国の大手流通グループから出資を受け入れ、2018年にはシンガポールの通販会社を買収して東南アジアへ販路を広げた。近年は複数のブランドを立ち上げ、客層ごとに衣料の売り場を分ける方向へ経営の重心を移している。
業績を決めるのは、自社ブランドの衣料が狙った客層に響き続けるかどうか。シンガポールを拠点に東南アジアへ広げた物流網が回り続けることも前提になる。2018年に買収したシンガポールの通販会社の顧客基盤を、うまく取り込めるかも業績を左右する。
この会社をどう読むか
LightInTheBox は2007年に、他社の商品を海外の消費者へ右から左へ流す中継ぎの通販として始まった。だが価格競争が激しくなり、自社で企画するブランド衣料へと軸足を移してきた。
いまの柱は、35〜55歳の女性向けブランドAdorで、ハロウィンやクリスマス、結婚式といった欧米の記念日に合わせた、特別感のある衣料を高めの値段で売る。2018年に買収したシンガポールの通販会社を通じて東南アジアにも販路を広げており、単純な安売り通販からの転換を続けている途中の会社だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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