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Live Ventures本社が担うのは資本の配分と各社トップの選任だけで、販売や仕入れ、人事といった機能は子会社ごとに独立して回している。一つの業種に絞る同業とは、束ね方の発想が違う。
傘下の中小企業がそれぞれ稼ぐ利益を束ねる。中古の映画やゲームを扱う専門小売、床材とキャビネットの販売施工、カーペットの製造、工具鋼の加工が並ぶ。稼げる会社を借り入れも使って安く買い、長く持って育てる。
本社には販売や人事を横断する共通の機能がなく、各社の経営は現地任せに近い。傘下の多くは住宅投資や中古品消費など景気に敏感な事業のため、不況になれば複数の子会社が同時に傷みうる。
業種を問わず割安な中小企業を探し、買った後は現場に任せて長く持つ。1968年に生まれた会社を現在の最高経営責任者が投資家として立て直して以来この方針が続いており、現金は還元ではなく次の買収に回る。
傘下の各事業がそれぞれの市場で稼げるか、割安な買収案件を見つけ続けられるか、そして買収に使った借入金の利払いに耐えられるか。
この会社をどう読むか
Live Ventures の傘下を並べると、中古のゲームや映画を売る専門店と、床材やカーペットを扱う会社と、工具鋼の加工会社が出てくる。一見すると脈絡がないが、これは業種を選ばず割安な中小企業を買い集める持株会社だからだ。
本社が握るのは資本配分と、各社トップの人選だけ。販売や仕入れ、人事といった機能は共通化せず、買収した会社の経営は現場に委ねる。借り入れも使って安く買い、長く持って育てる手法を続けているため、傘下の顔ぶれが増えるほど、本社の数字だけを見ても中身が読み取りにくくなる。
バランスシート (要約)
資産 $386M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $95M(25%)。
開示から読める範囲ではおおむね健全
- 現金・現金同等物$9M
- 他の流動資産$164M
- 固定資産$213M
- 流動負債$111M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $445M
- 売上成長率
- −5.9%
- 粗利率
- 32.7%
- 営業利益率
- 3.3%
- 純利益率
- 5.1%
- ROE
- 23.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $29M
- フリーCF
- $21M
- 営業CFマージン
- 6.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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