ZEO
Zeo Energy太陽光パネルだけでなく蓄電池や暖房空調まで一括で提案し、設計から施工まで自社で完結させる垂直統合の形をとる。同業他社の破綻で生じた未完成案件を引き継いで顧客に変える動きも、他社にはあまり見られない。
フロリダを起点に、屋根の太陽光発電と蓄電池、暖房空調設備を家庭に売って設計から設置までを自社で担う。2024年に破綻した同業ルミオHXが手掛けていた未完成の設置工事を複数の州で引き継ぎ、そのまま顧客として取り込んだ。
2024年11月に破綻した同業ルミオHXの未完成工事を引き受けた際に増えた顧客は、裏を返せば競合の破綻に頼った成長でもある。2026年1月にはホワイトライオンに最大$30M分の新株を随時買い取らせる契約を結んでおり、株価が下がった局面ほど多くの新株を発行することになりやすい。
フロリダ中心だった拠点を2025年にカリフォルニアやコロラドなど西部へ広げつつ、資金はホワイトライオンとの株式売却枠を使ってつないでいる。
家庭が屋根に太陽光を載せるかどうかは、金利と補助制度の水準でほぼ決まる。加えて、2025年に入ったカリフォルニアやコロラドで自前の施工網を組み直せるかが、引き継いだ顧客を売上に変えられるかを分ける。
この会社をどう読むか
Zeo Energyは2024年にSPAC(特別買収目的会社)との合併で生まれた住宅用太陽光の会社で、もとは空箱の器だった経歴を持つ。
実際の事業は、2005年にフロリダで冷暖房設備業として始まったSunergy Solarが土台だ。2024年11月に破綻した同業ルミオHXが各州に残した未完成の設置工事を引き取り、そのまま自社の顧客に変えて規模を広げてきた。資金繰りは2026年1月に結んだホワイトライオンとの最大$30Mの株式売却枠に頼り、株価が低いときほど多くの新株を出しやすい。
バランスシート (要約)
資産 $57M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(9%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$6M
- 他の流動資産$16M
- 固定資産$34M
- 流動負債$8M
- 長期借入金$56K
- 短期借入金$10M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $69M
- 売上成長率
- −5.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −29.6%
- 純利益率
- −20.2%
- ROE
- −262.8%
- ROIC
- −105.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$9M
- フリーCF
- −$10M
- 営業CFマージン
- −12.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $621K
- 配当性向
- —
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