ショッピファイは水曜、16.98%高で引けた。朝方の4〜6月期決算で、売上$3.58Bが前年比34%増、取扱高を示す流通総額も$115.57Bと32%増になり、どちらも市場予想を超えた。
この決算で最も語られたのは、AI経由の数字だ。AIのチャットや検索を入り口にした流入と注文が、前年比で3倍になった。しかもAI経由でやって来た新規購入者は、他の経路の約2倍のペースで増えているという。
「AIで物が売れるのか」への答え
AIが小売を変えるという話は多いが、実際に注文がいくら増えたかを数字で示した例はまだ少ない。ショッピファイの決算はその不足を埋めた。AIに商品を推薦させる実験の話ではなく、既に流れている注文の集計である。
会社は7〜9月期も30%台前半の増収を見込むと示した。この日はナスダックが0.83%安と重く、AI関連の半導体には売りが出ていた。その中での16.98%高は、AIの恩恵が「チップを作る側」から「AIで物を売る側」へ広がり得ることを示した形だ。
