水曜も同じ型が繰り返された。終わった四半期の数字は市場予想を超えているのに、次の見通しが少しでも欠けると容赦なく売られる。
テラデータは1株利益$0.69(予想$0.55)、売上$410M(予想$396M)とどちらも予想超えだった。売られたのは7〜9月期の売上見通し$395.2Mで、市場予想に2.1%届かない。それだけで23.73%安である。
インスレットは売上23.5%増の決算を出しながら、通年の増収率見通しを21〜23%から20〜22%へ下げて20.12%安。エクストリーム・ネットワークスも決算超えと来期の減速見通しの組み合わせで19.02%安。ケマーズは通期の利益見通し引き下げで18.63%安、ダヴィータは1回あたり収入の悪化で17.24%安だった。
3日続いた型が示すもの
月曜はマリオット、火曜はアプティブ、水曜はこの5社。どれも「決算は超えたが、見通しで売られた」点で同じだ。予想を超えることが前提として織り込まれ、値段を決めるのは次の四半期になっている。
裏を返せば、いま高値にある銘柄の多くは「次も強い」という約束の上に立っている。見通しの下げ幅がわずか1〜2%でも株価が2割動くのは、その約束の値段が高いからだ。決算の数字を見るときは、終わった四半期の欄より先に、会社が示す次の欄を読む——この3日間は、その読み方の教材のような相場である。
