水曜、ダイコム・インダストリーズが11.62%安の$310.91で終えた。
同社は光ファイバー網とデータセンターを実際に敷設・建設する請負会社である。AIの話でいえば、設計でも半導体でもなく、地面を掘って線を通す側にあたる。
売上45.6%増、受注残53.2%増。数字は過去最高だった
朝に出た第2四半期の決算は、悪い内容ではない。
売上は$2.006Bで前年比45.6%増、うち買収を除いた自力の伸びも16.7%である。調整後EBITDAは$315.5Mで53.5%増、調整後の1株利益$5.29は市場予想$4.72を上回った。受注残は$12.242Bと53.2%増え、四半期として過去最高を更新している。
DYDycom Industries$310.91▼11.62%直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $311 〜 $433
ダイコムの1か月。決算前の水準から2日で18%下げた
通期見通しの中央値は、市場予想を$50M下回った
引っかかったのは1点である。
会社が示した通期の売上見通しは$7.48〜7.66B。その中央値$7.57Bが、市場が置いていた$7.62Bにわずかに届かなかった。次の四半期の売上見通し$1.90〜1.98Bも、いま終えた四半期の$2.006Bを下回る。
伸びが止まったわけではない。ただ、45%増の四半期を出した会社に市場が求める伸び方は、すでにそれより上にあった。
見ておくのは、受注残がいつ売上に変わるか
次に見るのは、記録的な受注残が実際の工事にどの速さで変わるかである。
受注残は契約の積み上がりであって、売上ではない。人手と資材が足りなければ、$12.2Bは帳簿の上で待つことになる。データセンター建設の熱が本物かどうかは、この差が縮むかで分かる。この日の市場全体の動きは朝刊にまとめている。