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sodate Stories ・ 2026.10.03

東芝がHDD増産へ、米ストレージ2社は約10%安

東芝は10月2日、フィリピンの拡張したニアラインHDD生産ラインから初出荷したと発表した。2027年度の年間生産能力を2025年度比でほぼ倍にする目標を掲げる。同日の米市場でウエスタンデジタルとシーゲイトはともに約10%下落したが、発表だけを下落理由とは断定できない。

WDC▼10.22%STX▼10.21%1分で読める ・ sodate 編集部
ウエスタンデジタルの本社社屋
Coolcaesar · CC BY-SA 4.0

東芝は10月2日、フィリピンのラグナ工業団地で拡張したニアラインHDDの生産ラインから、製品を初出荷したと発表した。ニアラインHDDはデータセンターで大量のデータを保存するための製品だ。

10月2日の米ストレージ2社前日比・10/2

倍増を目指すのは出荷台数ではなく生産能力

同社は2027年度までに、保存容量ベースの年間生産能力を2025年度比でほぼ倍にすることを目指す。これは将来の設備能力に関する目標で、現在の出荷台数が倍になったという発表ではない。

東芝はAIとクラウドに伴うデータ保存需要の拡大を背景に挙げる。生産拠点の拡張は供給余力を増やす動きだが、将来の需要や販売価格まではこの発表から分からない。

米国上場の競合2社は同日に下落

10月2日の米市場ではウエスタンデジタルが10.22%安の$415.29、シーゲイトが10.21%安の$848.99で引けた。両社ともHDD市場に関わるため、東芝の供給能力拡大は競争環境を考える材料になる。

ただし、東芝の発表が2社の当日の下落を引き起こしたと確認できる資料はない。市場全体の動きや各社固有の材料も切り分けて見る必要がある。米国市場全体は10月3日号で振り返る。

sodate Daily ・ 2026.10.03この日の朝刊を読む

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