10月2日の米国株は主要3指数がそろって上昇した。ナスダックは1.19%高の27,190.86、S&P 500は0.73%高の7,722.72、ダウは0.49%高の51,176.96で引けた。朝に発表された9月の米雇用統計は伸びの小ささを示したが、その日の株高を一つの数字だけで説明することはできない。
雇用増は2.9万人、失業率は4.2%
米労働統計局によると、9月の非農業部門雇用者数は前月比2.9万人増だった。失業率は8月の4.1%から4.2%に上がり、7月と8月の雇用増も合計6万人下方修正された。平均時給は前月比0.1%増、前年同月比3.0%増である。雇用の伸びは弱い一方、失業率は3月以降の4.1〜4.3%という範囲に収まっている。
株は上昇、10年債利回りは5.28%へ
雇用統計後、米10年債利回りは一時低下した。しかし米財務省の終値データでは、前日の5.24%から5.28%へ上がった。弱い雇用統計が一日中金利を押し下げた、と終値だけからは言えない。今後の金融政策を読むには、賃金や物価、次の経済指標も必要になる。
エヌビディアは1.34%高、アップルは1.02%高、マイクロソフトは0.92%高だった。一方、個別材料ではテスラの納車、ウエスタンデジタルとシーゲイトの大幅下落など、指数の上昇とは異なる動きもあった。
NVDANVIDIA▲1.34%
AAPLApple▲1.02%
MSFTMicrosoft▲0.92%
TSLATesla▲4.65%
WDCWestern Digital▼10.22%
STXSeagate Technology▼10.21%
深掘り
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次の雇用統計と10年債
雇用の弱さが続くのか、金利が再び上がるのかは、この一日の取引では決まらない。9月の賃金の伸びと次の物価指標を合わせて見たい。企業別には、納車や受注が売上と利益に変わるかを後続の決算で確認する。
訂正履歴
- :表示環境によって別の写真が出ていたため、出典を確認した本社写真に統一し、『夕暮れに上空から』という誤説明を訂正した。
