ナイキは10月1日、2027年度第1四半期の決算を発表した。8月末までの3カ月の売上高は$11.2Bで、前年同期比4%減だった。翌2日の米市場でナイキは3.64%安の$33.87で引けた。
10月2日のナイキ株前日比・10/2
NKENike▼3.64%
粗利益率42.8%、直販売上は8%減
粗利益率は前年同期の42.2%から42.8%に改善した。会社は主に倉庫・物流費の減少を理由に挙げている。一方、ナイキ直販の売上高は$4.1Bで8%減。デジタル販売と自社店舗の双方が前年を下回った。
売上高が減る中で粗利益率が改善しても、販売が回復したことにはならない。ナイキブランドの大中華圏売上高も前年同期比22%減だった。
2027年度通期は売上高の減少を予想
会社は2027年度通期の売上高が1桁台後半の率で減ると見込む。販売網や商品構成を立て直す取り組みが、売上高の減少を止められるかが次の焦点になる。
今回の決算発表日は10月1日であり、2日に新しい決算が出たわけではない。2日の株価下落にも市場全体や他の要因が関わりうる。市場の流れは10月3日号で確認できる。
