独立記念日の三連休が明けた月曜、米国株は半導体を先頭に反発した。ナスダックは +1.12%(26,121)、S&P500 は +0.72%(7,537)、ダウは +0.29%(53,056)で、史上初めて53,000ドルの大台に乗せた。
3つのポイント
- 半導体に買い戻し:先週木曜まで2日続落した半導体が、一転して全面高になった。アリスタネットワークスが +8%、ウエスタン・デジタルとAMDが +7%、クアルコムも +6%。AI向けの需要は強いままだという見方が戻り、ブロードコムはアップルとの提携延長も追い風に +3.7% と上げた
- テスラは7%反発:先週木曜に「納車の大幅上振れを確認して売られた」テスラが、連休明けは +7% と大きく反発した。急落と急反発を1営業日おきに繰り返す、値動きの荒さそのものがこの銘柄の性格として際立った
- 守りから攻めへ逆回転:先週買われたヘルスケアなどのディフェンシブは一転して軟調。アッヴィやメルク、ユナイテッドヘルスが下げた。資金が「守り」から「攻め」へ戻る、先週木曜の鏡写しの一日だった
補足
わずか2営業日で、売られたものが買われ、買われたものが売られた。半導体は「AIの評価が行き過ぎでは」という不安と「それでも需要は強い」という期待のあいだを行き来しており、どちらか一方に決め打ちすると振り回される相場が続く。一方でダウは3日続けての最高値と、相場全体の土台は崩れていない。金が最高値圏で買われ続けているのは、この楽観の裏で「念のための備え」も同時に積まれている印だ。攻めと守りの綱引きは、まだ決着していない。
