FLYE
Fly-E Group趣味で乗る客ではなく、仕事の道具として毎日乗る配達員に的を絞る。2025年1月に始まったニューヨーク市交通局の$2Mの買い替え支援策では、自社のFly-11 PROが公式モデルに選ばれた。
中国と米国から部材を集め、ニューヨーク市マスペスの工場で組み立てる。2025年3月期はここで電動バイク4,595台、電動自転車5,974台、電動スクーター1,557台を作り、米国19店舗とカナダ1店舗、自社のネット通販で売った。
2025年3月期は販売台数が69,611台から58,765台へ減り、売上高は21%減の$25.4Mへ落ちた。台数が減る一方で人件費は$2.9Mから$4.7Mへ膨らみ、営業損益は赤字に転じている。
採算の合わない店を畳むほうに舵を切り、2025年3月期に4店舗を閉め4店舗を売却、その後さらに6店舗を手放した。仕入れ側では電池の単価を$112から$99へ下げ、台数減のなかで原価を削っている。
毎日長時間乗る配達員の買い替え需要が土台で、そこが冷えれば台数は一気に落ちる。ニューヨーク市と州が電動二輪と電池の安全規制をどう動かすかも、売れ行きの向きを決める。
この会社をどう読むか
客は趣味で自転車に乗る人ではない。料理宅配で一日中走る配達員が主な買い手で、部材は中国と米国から集め、ニューヨーク市マスペスの工場で完成車に仕上げている。
2025年3月期は、リチウム電池の火災が相次いだ報道を受けた買い控えで台数が69,611台から58,765台へ落ち、売上高も21%減った。同じ規制が2025年1月には市の買い替え支援策となって追い風にも回っており、政策の風向きがそのまま四半期の数字になる。
バランスシート (要約)
資産 $29M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $17M(59%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$265K
- 他の流動資産$17M
- 固定資産$13M
- 流動負債$7M
- 長期借入金$6M
- 短期借入金$94K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $19M
- 売上成長率
- −25.0%
- 粗利率
- 24.4%
- 営業利益率
- −33.8%
- 純利益率
- −48.6%
- ROE
- −53.1%
- ROIC
- −18.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$14M
- フリーCF
- −$14M
- 営業CFマージン
- −72.7%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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