FNRN
First Northern Community Bancorp1910年に州の認可で開いたノーザン・ソラノ銀行と、1912年に連邦の認可で開いたディクソンの銀行が、1955年まで同じ建物で並んで営業していた。その二行を一つにまとめて今日まで続く、百年を超える連続した営業の歴史を持つ。
傘下のファースト・ノーザン銀行が個人と中小企業から預金を集め、事業や不動産に貸し出す利ざやで稼ぐ。2025年の利息収入は貸出とリースが約7割、投資有価証券が約2割という内訳だった。証券会社と組んだ投資商品の取り次ぎからも手数料が入る。
商圏が狭い分、その一帯の不動産や雇用が傾けば貸し倒れが一度に増える。規模が小さく大手のような品ぞろえも効率も持てず、金利が急に動く局面では利ざやが縮む。
1980年に連邦の認可を返して州の認可に戻り、2000年には持ち株会社の形へ移った。ディクソンの一店舗から14の支店網まで広げてきたが、伸ばし方は隣接する郡へ一歩ずつという地道さで一貫している。
ソラノ、ヨロ、プレイサー、サクラメントの各郡とエルドラド郡の一部という、限られた商圏の景気に貸出の健全さがかかる。金利の水準が、預金と貸出の差をそのまま動かす。
この会社をどう読むか
First Northern Community Bancorp の始まりは1910年、ディクソンの町に開いたノーザン・ソラノ銀行にさかのぼる。2年後には連邦の認可を受けたもう一つの銀行が同じ建物に入り、二行が四十年余り並んで営業していた。
1955年に二行は一つになり、1980年に州の認可へ戻って今の名前になり、2000年に持ち株会社として再編された。看板と器は何度も変わったが、ソラノからサクラメント一帯という商圏は百年以上動いていない。そこがこの銀行の強みであり、同じ地域が傾けば一緒に傾く弱さでもある。
バランスシート (要約)
資産 $1.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $212M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$146M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 10.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $7M
- フリーCF
- $5M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $8M
- 配当性向
- 35.5%
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