OSTX
OS Therapies一般的ながん免疫薬が抗体や小分子を使うのに対し、毒性を弱めた生きた細菌そのものを運び役に使う点が際立つ。まれな骨肉腫という、大手が手薄な領域を最初から狙っている。
承認された薬はまだなく、いまの収入はほぼない。看板候補OST-HER2は、毒性を弱めたリステリア菌にがんの目印になるたんぱく質を出させて免疫を刺激する仕組みで、骨肉腫の肺への転移や再発を防ぐことを狙う。
後期試験は主要な目標を統計的な有意さ込みで達成したが、比べた相手は過去の患者データで、免疫の指標を使った分析も探索的な段階にとどまる。骨肉腫という患者数の少ない病気を狙う分、市場そのものが小さく、単一の候補への依存も大きい。
規制当局との面談と条件付き承認の申請準備に人と金を寄せ、収入がないなかで開発費は増資でまかなう。少数の候補に大きく賭ける運営が続く。
米国と英国、欧州の規制当局が条件付き承認の道を開くかどうかが当面のすべてで、2026年後半には確認試験の開始も控える。承認薬がない以上、その費用は外から集めた資金でまかなう。
この会社をどう読むか
がんの薬に、食中毒を起こす細菌を使う。OS Therapiesの看板候補OST-HER2は、毒性を弱めたリステリア菌にがんの目印となるたんぱく質を出させ、患者自身の免疫を呼び覚ます作りをしている。
狙うのは、子どもや若者に多い骨肉腫の再発と肺への転移を防ぐことだ。後期試験では、肺の転移を切除した後の2年生存率が、薬を使った患者で75%、過去の対照データでは40%だった。承認薬はまだなく、この差を足がかりに規制当局との協議が続く段階にある。
バランスシート (要約)
資産 $7M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$270K
- 他の流動資産$63K
- 固定資産$7M
- 流動負債$12M
この判定で見た指標: 自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$14M
- フリーCF
- −$15M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
OSTX の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…