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sodate Stories ・ 2026.08.12

オン20.29%安。高成長シューズ株の前提が一段引き下げられた

スイス発のランニングシューズブランド、オンが決算で売上の予想未達と通期見通しの引き下げを発表し、株価は1日で2割下げた。米国の卸売り向けの減速に、関税コストと消費の弱さが重なった。「高い成長が続く」という前提で高く買われてきた株にとって、成長率の一段の引き下げは株価の土台が動く出来事になる。

ONON1.21%1分で読める ・ sodate 編集部

オンは「雲の上を走る感覚」を売りにしたスイス発のシューズブランドで、高価格帯でも売れる勢いを背景に、市場では常に高い成長率を織り込んだ値段が付いてきた。その前提がこの日、会社自身の手で引き下げられた。

2割の下げは「成長株の値段の作り方」の裏返し

決算では売上が市場予想に届かず、通期の売上成長の見通しは「23%以上」から「20%台前半」へ下がった。数字だけ見れば、なお2割成長である。それでも株価が1日で2割下げたのは、成長株の値段が「今の利益」ではなく「先の成長率」に大きく掛かっているからだ。成長率の見通しが動くと、株価はその何倍も動く。

理由として挙がったのは米国の卸売り向けの減速、関税によるコスト増、そして消費の弱さだ。高くても売れてきたプレミアム価格帯にも、財布のひもの固さが及びはじめている。

同じ日に、見通しを引き上げた東南アジア通販のシーが15%近く買われており、「高成長株の決算」への市場の採点が、見通しの上げ下げでくっきり分かれた1日だった。

sodate Daily ・ 2026.08.12この日の朝刊を読む

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