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sodate Stories ・ 2026.08.14

タペストリー16.49%安。コーチ好調でも「来年は5%成長」が重かった

コーチを抱えるタペストリーの決算は、売上・利益とも市場の期待どおりだった。それでも株価は16.49%安。来年6月までの1年の売上見通しが「1桁台半ばの伸び」にとどまり、2桁成長の終わりの合図と受け止められた。買収したケイト・スペードの立て直しが長引いていることも、コーチ1本足への不安を強めた。

2分で読める ・ sodate 編集部
コーチの店舗。タペストリーの主力事業だが、来期の成長減速の見通しで株価は16.49%安となった
Chris Olszewski · CC BY-SA 4.0

タペストリーは、バッグのコーチとケイト・スペードを抱えるブランド企業だ。直近の四半期は売上が前年から8.9%増え、1株利益も市場予想を上回った。数字だけ見れば、悪い決算ではない。

それでも株価は16.49%安。売られた理由は、過去ではなく未来にある。

来期の売上見通しは「1桁台半ばの伸び」

会社が示した来年6月までの1年間の売上見通しは、$8.4B〜8.5B。伸び率にすると1桁台半ばにとどまる。今期は為替の影響を除いて17%伸びただけに、減速の幅が大きく見えた。

高い成長を前提に買われてきた株では、この「伸びの鈍化」が最も重い売り材料になる。今週のランニングシューズのオンの急落と、まったく同じ構図だ。

ケイト・スペードは売上10%減

もうひとつの重しが、買収したケイト・スペードだ。四半期の売上は前年から10%減り、経営陣も立て直しに時間がかかっていることを認めた。

けん引役のコーチが強いほど、グループの成長がコーチ1本に頼る構図が際立つ。ブランドをもう1本育てられるか。それがこの会社の次の1年の宿題だ。

sodate Daily ・ 2026.08.14この日の朝刊を読む

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