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Forum Markets痛みと炎症を研究する180 Life Sciencesが、2025年8月にETHZillaへ、2026年2月にForum Marketsへと看板を替えた。1年足らずで二度という、中身の入れ替えの速さそのものが見分けどころになる。
直前までの実態は、大量に抱えたイーサリアム(ETH)をステーキングや貸付、DeFiに預けて運用益を取る保有会社だった。2026年に入ってからは、消費者ローンや設備リースの債権といった現実の資産を証票に変え、発行と流通の仕組みを他社と組んで作る事業へ軸足を移そうとしている。
2026年1〜3月に約5.7万ETHを平均$1,997で手放し、前年の平均$3,308から大きく値を下げた水準での売却になった。3月末の残高は約1.2万ETHまで減り、しかもそれは借入の担保に入っている。
暗号資産の値動きに合わせてETHを取り崩し、自社株買いなどに資金を回してきた。腰を据えて一つの事業を育てるより、その時々で有利に見える市場へ乗り換える身のこなしが目立ち、配当もない。
手元に残るETHの価格が、目先の財務をそのまま左右する。現実資産の証票化という新事業が、規制の枠の中で顧客と取引量を集められるかどうかが、その先の姿を決める。
この会社をどう読むか
同じ会社が、半年の間にETHを平均$3,308で売り、次は平均$1,997で売った。前者は2025年の売却、後者は2026年1〜3月の売却で、この間にETHの価格は大きく崩れている。
もとは慢性の痛みや炎症を研究する臨床バイオ企業の180 Life Sciencesだった。2025年8月にETHZillaへ、2026年2月にForum Marketsへと社名を替え、いまは現実資産の証票化を掲げている。事業も名前も1年で入れ替わってきた会社であり、いまの看板がどこまで続くかは実績で測りようがない。
バランスシート (要約)
資産 $306M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $239M(78%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$8M
- 他の流動資産$6M
- 固定資産$293M
- 流動負債$41M
- 長期借入金$26M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7M
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −188.2%
- ROIC
- −69.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$26M
- フリーCF
- −$270M
- 営業CFマージン
- −397.9%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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