LLYVA
Liberty Live Holdings(A種株)上場株として実質的にLive Nationへの持ち分投資ができる珍しい器。同じ中身のC種(LLYVK)のほうが売買が多く、議決権を持つのはこのA種にとどまる。
保有するLive Nation株(約6,960万株)の評価額が業績の中心を占める。傘下のQuintEventsが手がけるプレミアムチケットや観戦ツアー販売も収益に加わるが、規模はLive Nation持ち分に比べて小さい。
Live Nationの興行が不振になったり、同社を巡る独占禁止法上の争いが深刻化すると、保有株の評価を通じて直接響く。QuintEventsの旅行・チケット需要が落ち込む局面も弱含みやすい。
Liberty Media流の持ち株会社運営で、事業を直接動かすより保有資産の価値を伸ばす資本配分を重視する。総務・税務などの実務は分離後もLiberty Mediaへ委託している。
Live Nationの株価とライブエンターテインメント市場の盛り上がりに強く依存する。運営はLiberty Media側に業務委託しており、独自の営業基盤は持たない。
この会社をどう読むか
LLYVAは、2025年12月に親会社から切り離されたばかりの持ち株会社で、中身を見ると自らコンサートを開く会社ではなく、興行最大手Live Nationの株式を大量に持つ「株主としての器」であることが分かる。
保有株の評価が業績のほぼすべてを決め、傘下企業によるプレミアムチケットや観戦ツアー販売が脇を固める。総務や税務といった実務は今も親会社に委託しており、独立したばかりの身軽さと、興行最大手の株価に運命を預ける構造の両方を意識して読む銘柄だ。
バランスシート (要約)
資産 $1.9B を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$545M
- 他の流動資産$84M
- 固定資産$1.3B
- 流動負債$1.9B
- 長期借入金$1.7B
- 短期借入金$1.7B
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $382M
- 売上成長率
- 12.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −13.5%
- 純利益率
- −22.8%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$29M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −7.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
LLYVA の掲示板
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