
PLTK
Playtika Holding開発力で勝負する同業に対し、この会社は外で生まれたヒット作を買い、自社のライブ運営のノウハウで収益力を底上げする側に回っている。
カジュアル寄りの無料ゲームを主に買収で取り込み、自社の分析基盤で遊ぶ人ごとの行動を追いながら、道具やアイテムの購入を促す仕掛けを調整し続けて売上を積む。2025年12月期の売上は$2.75Bで純損益は赤字、稼ぐ力は調整後EBITDA利益率27%台のほうに表れている。
主力ゲームが飽きられて課金が細ると、運営の仕掛けだけでは補いきれない。買収先を探す競争が激しくなれば、良い案件を割安に取り込めなくなる。会計上の純損失が続くことも、財務体力への疑問を招きやすい。
2010年にイスラエルで創業し2021年に上場した身軽さを残したまま、小型の買収でタイトル数を増やし、既存タイトルの延命を運営データで支える。小型株ながら配当も出している。
買収したゲームがどれだけ長く遊ばれ続けるかと、新しく取り込む案件の目利きに依存する。イスラエル発の会社として、地域情勢の影響も無視できない。
この会社をどう読むか
Playtika Holdingはスマホゲームの開発会社に見えるが、本当に強いのは作ることより、すでにあるゲームを延命させることだ。2010年にイスラエルで創業して以来、自社発のヒットより他社が生んだゲームを買って取り込む形で規模を広げてきた。
買収後は遊ぶ人ごとの行動データを分析し、道具やアイテムの購入を促すタイミングを細かく調整して収益を底上げする。2025年12月期の売上は$2.75Bだが純損益は赤字で、実力を測るなら調整後EBITDA利益率の27%台を見るほうが早い。
バランスシート (要約)
資産 $3.7B を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない、自由に使える現金で借金を約4.5年で返せる
- 現金・現金同等物$684M
- 他の流動資産$380M
- 固定資産$2.7B
- 流動負債$968M
- 長期借入金$2.4B
- 短期借入金$11M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.8B
- 売上成長率
- 8.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −0.2%
- 純利益率
- −7.5%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $568M
- フリーCF
- $531M
- 営業CFマージン
- 20.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $150M
- 配当性向
- —
PLTK の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…