財務データが揃わず、性格の分類はしていない
銀行借入は小さく、定期預金の利息が営業外の収入として目立つほど手元資金が厚い。財務は堅い一方で顧客は一社に偏るという、性格の異なる二つを同時に抱えている点がこの会社を独特にしている。
油井の地表口元に取り付ける坑口装置や、掘削・生産に使う特殊な接続具付きの鋼管を製造し、石油・ガス会社や掘削業者に売る。鋼管のねじ加工などの付帯サービスも収入源になる。直近の会計年度はサウジアラムコ一社で売上の57%を占めた。
前年度にサウジアラビア向けの引き取りが例年になく膨らみ、その反動で直近の会計年度の売上は$203.6Mから$155.9Mへ落ち込んだ。一社への依存度の高さが、発注の波をそのまま業績の波に変える。原油相場の下落や掘削投資の減少も需要を直撃する。
財務を厚くして波を耐える、という守りの構えがはっきりしている。稼いだ現金を還元や大型投資に振り向けず手元に置き、その間に他の産油国へ顧客を広げようとしている。
少数の大口顧客が長期契約の枠内でいつどれだけ引き取るかが、そのまま売上の増減になる。原油価格が採掘投資を後押しするかと、中東・アジアでの掘削活動が活発に保たれるかにも懸かる。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
読み込み中…