
RGS
Regis同業の多くが自前の店舗運営から看板を貸す軽い形へ進む中、この会社は2024年末に加盟店網を丸ごと買い戻して逆方向にも動いた。
加盟店からの加盟料と、売上に応じたロイヤルティが土台。手頃な価格を売りにしたヘアカット店の看板を、ウォルマート店内や郊外に店を構える加盟店へ貸す。運営の型と集客の支えを提供する見返りに料金を受け取る形だ。
値ごろ感で客を呼ぶ業態のため値上げの余地が乏しく、美容師の確保にも苦労しやすい。直営の比重が増えた分、賃料や人件費の変動を会社自身がまともに受ける。借入も抱えており、金利の負担は軽くない。
加盟店の開拓と支援を続けながら、買い戻した314店の統合を同時にこなしている。看板の価値を保つことと直営店の採算を合わせることが、当面の両立課題になる。
加盟店の数と各店の客足に左右される。加えて2024年末に直営へ戻した314店を自前で黒字にできるかが、いまの成績を決める。
この会社をどう読むか
Regisは全国のヘアカット店の看板を加盟店に貸す会社だが、2024年末には自ら店舗網を買い戻す側に回った。
SupercutsやCost Cuttersといった手頃な価格の看板を、ウォルマート店内や郊外の店に構える加盟店へ貸してきた。2024年12月にはAllineを買収し、314店をフランチャイズから直営に組み替えている。看板を貸して身軽に稼ぐ路線から一歩戻った分、賃料や人件費の重さも会社自身にかかるようになった。
バランスシート (要約)
資産 $547M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $194M(35%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
- 現金・現金同等物$26M
- 他の流動資産$31M
- 固定資産$490M
- 流動負債$92M
- 長期借入金$114M
- 短期借入金$3M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $224M
- 売上成長率
- 6.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 10.9%
- 純利益率
- 3.1%
- ROE
- 3.6%
- ROIC
- 6.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $13M
- フリーCF
- $11M
- 営業CFマージン
- 5.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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