財務データが揃わず、性格の分類はしていない
在来型の油田で積んだ実績ではなく、経営陣の経験そのものを競争力の源泉だと年次報告書に明記している珍しい会社だ。水平坑井を多段のラテラルで走らせ、生産履歴の乏しい地層から採算を作る技術に賭けている。
バカムエルタ頁岩層で水平坑井を掘り、原油と天然ガスを国内外に売る。頁岩層は在来型の油田と違って過去の生産実績が乏しく、垂直坑井とは異なる多段階のフラクチャリング技術で採算を作る。
水圧破砕が地震を誘発するのではないかという懸念があり、当局の監視が強まれば掘削のペースが鈍る。化石燃料への融資を絞る金融機関が増えれば、掘削資金の確保そのものが難所になりうる。
地震誘発の懸念については同業他社と共同で調査を進め、現時点で結論は出ていないと自ら開示する。デジタル依存が増す採掘現場に向けてサイバーセキュリティ計画も整備するなど、リスクの説明は細かい。
原油相場と、掘削を続けられるだけの資金調達、そしてアルゼンチンの為替とインフレの3つに業績が連動する。新興の地層であるため、坑井ごとの実績の積み上げがそのまま将来の見通しの精度を決める。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
読み込み中…